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2008年11月

バルトーク

 いまだに譜読みをおえていない バルトークのピアノコンチェルト1番。

3楽章がものすごく早くて 譜読みと同時に暗譜ができなければとても弾けそうもありません。

(目が譜面台と鍵盤を行き来する暇がない・・・)

 私の先生である Bavouzet先生はついこの間 パリでこの曲を弾いたそうですが、オーケストラが(日本語訳がわからないですが、パリの有名なオーケストラです。)この曲を1度も演奏したことがなかったそうです。2番や3番は よく聞きますが、私も1番は耳になじんでいませんでした。

 ピアノの側からみると 2番が断然難しくって、1番はそれに比べると まだ弾きやすい(とは言い切れませんが。。。)と思います。では何故 演奏される機会が少ないかというと、オーケストラパートが問題のようです。オーケストラが難しくて 合わせるのが至難の業だとか。先日 デトモルトにいらしてすばらしい演奏を披露した ピアニストのラーンキ氏は

ハンガリー人ということもあって、バルトークのコンチェルトを何度も弾かれているわけですが、こんなことをおしゃっていました。(って私が直接きいたわけではありません。私の先生が伺った話です。)

 「バルトークのコンチェルトは これまでに3番を125回、2番を75回、1番を20回演奏した。」というのです。彼の演奏活動が30年程だとすると、1番は1年に1回も弾かれていないことになります。とても興味深い統計です。

 ギリギリまで試験のレパートリーにいれるか迷っていたのですが、そんな話を聞いて 俄然弾く気になりました。

 きっとラフマニノフの2番を弾くより、聞いている人にはミスがわかりにくいのでは・・・。きっと試験官にも・・・。不順な動機ですbleah。でも伴奏者を探すのが、大変になってきます。ピアニストにとって ピアノコンチェルトの伴奏はレパートリーになるわけではないし、その場限りのものなので、ましてやそんなに弾かれない曲だと、興味をもって譜を読んでくれる人がいるかどうか・・。

 そんなバルトークの1番のピアノコンチェルト、一度ぜひお聞きください。個人的には1楽章の出だしがとても好き、ぞくぞくします。

    それでは 今日はこれで、

また子供が騒ぎ出したので・・・・despair

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 休息日

 今日はやっと 何にもない日です。今週も疲れましたーって最近 いつも疲れてるんですがcoldsweats01

 昨日は、町のストリート芸術祭みたいなのがあって、 私は日本人画家の方の展覧会で日本歌曲(童謡)の伴奏をつとめました。オープニングはムソルグスキーの展覧会の絵のテーマをもらって 即興演奏しました。今回は日本がテーマだったので 日本風の音階を使って弾いてみましたが、やはり こちらでは こういうのが受けるようです。

 歌の方も私も そして画家さんも 着物を着ていたので、写真をパチパチ撮られ、ちょっとはずかしいような、うれしいような。。

 デトモルトは小さい町ということもあって、皆さん本当にめずらしそうに していらっしゃいました。今時、着物は皆 目にしたことがあるだろうと思っていましたが、生地や着付けの話なんかを説明すると、目を輝かせて 興味深々のようでした。なれないので、ちょっと弾きにくかったですが、喜んでいただけたのでよかったですhappy01

 日本の童謡も とても感激してきいてくださったようです。言葉はわからないけど、心に響くと 多くの方がおっしゃていました。なかには涙を流された方もいて、こんなにうれしいことはありません。山田耕作をはじめ、私たちが小学校で教わるような身近なものを 選曲しましたが、こういう風な曲 (このような会)ははじめて体験したとおっしゃる方がほとんどでした。

 私にとっても 聞きに来てくださった方の生の声をきける 貴重な体験となりました。どちらかというと、演奏する時より 演奏後のやりとりで人とお話するのが 苦手なのです。弾き終わったら、はずかしくて逃げ帰りたいことが ほとんどなのですが、今回は着物を着ているせいもあって、逃げ帰ることができませんでしたcoldsweats01

  今週はそのほかにも 個人的にとても忙しい週で、子供が病気になったり、パリから先生が予告なしにいらしたりして、予定が大狂いで パニックに(一人で)なっておりました。案の定、先生からは呼び出しをくらい、「試験はもうすぐだよ。他のことは置いといて、とにかく準備不足ということだけはさけなさい。」と・・・、で家に帰ると「子供たちの食事のバランスが良くない、母親ということを忘れないでくれ。」と夫に言われ、本番の直前まで泣いていたことも・・・大人げないですねー。でもいっぱいいっぱいのときは、かえって泣いてすっきりすることもあるようです。おもいっきり自分をあわれんで、まあ それでも何も変わらないことは自分でよくわかっているので、もう一人の自分に 「よしっ、いっぱい泣いたから もういいでしょ。行けrock!」って言わせるのです。

 そんなこんなで 今日の何にもない日は貴重な一日です。娘は夫の指導するコーラスの練習についていきました。最近コーラスを聞きに行くのが日課になっていて、「おりこうさんに聞いて偉いわねえ。」といわれるのが、うれしいようです。「フラウが、おりこうさんだって 言ってたよ。」と帰ってくると自慢します。夫も 行き帰りの車の中を退屈せずに過ごせるのでうれしいのでしょう。おかげで私はつかの間の休息ですcafe

 日本はどんなお天気なんでしょうか?ドイツはどんよりと 本当に嫌な天気が続いています。朝は8時頃まで真っ暗で、夕方4時ごろには暗くなり始めます。ドイツ人はどうやってこの天気を乗り越えるのか不思議です。沖縄生まれの私にとっては、信じられないほど、長く暗ーい冬です。最近 せめて家の中で楽しもうと アロマテラピーをはじめました。ハイツンク(暖房機)の熱を利用して、香りを充満させます。ちょっとリッチな気分になれますよ。皆さんも、体調に気をつけて、長い冬を乗りこえてくださいねhappy01

  明日はカフェでのオール即興演奏の会です。どうぞ、うまくいきますようにthink                   

                         

                             ユーカリ

>追伸 2 3日前、練習の時間がとれず、落ち込んでいる時に 昔CDを買ってくださった方から プレゼントが届きました。 相田みつを さんの 詩とスタンド。大好きな相田みつをさんの詩は 行き詰まった時に幾度となく 気持ちを楽にしてくださいました。その日も、その贈り物で どんなに気持ちが楽になったかしれません。心からお礼を申し上げるとともに、今後ともあたたかく見守ってくださいますよう どうぞ、よろしくお願いいたします。本当にありがとうございましたconfident

 

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